自分の遺伝子も知らずに筋トレしてるの?【筋トレと遺伝子を解説】

遺伝子 栄養学

筋トレの効果が出ないのは遺伝子のせい?

 

筋トレサラリーマンのみなさん、こんにちは。

Yourfitnessのこじろーです。

本日は「筋トレに遺伝子は関係あるのか」について書きたいと思います。

 

ジムに同時期に通い始めた友人が

どんどん筋肉がついて良い身体になっているのに、自分があまり変化がない

自分では頑張って筋トレしているが、自分の体が変わらない

こんな悩みを持ったことはありませんか?

 

あなたが筋トレしても効果が出にくい理由、それは遺伝子にあるかもしれません。

この記事を読んでいただくと筋トレの遺伝子の関係が分かるようになりますので

ぜひ最後までご覧ください。


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結論:筋トレには遺伝が大きく関係している

ずばり筋トレは遺伝の影響を受けます。

さらに言うと、筋肉の付きやすさだけではなく、運動神経から学力、知能まで

かなりの割合で遺伝が起きることが証明されています。

 

私は海外のビジネス書籍も多く読みますが、海外では体型や知能、疾患は遺伝するという考え方、

「遺伝決定論」が当たり前のように書かれており、その多くに科学的根拠もあるのです。

 

日本では遺伝の影響が大きいことを認めない傾向にありますが、事実として遺伝は大きな要素なのです。

 

体重は70%以上が遺伝

ではどれくらい遺伝が関わってくるかというと

アメリカの研究では「身長は68%」「体重は74%」が親から遺伝を受けていることが証明されています。

つまり背の低い親からは7割の確率で背の低い子供が生まれるということになります。

 

また統合失調症は82%の遺伝率と示されており、非常に高い数値が出ていることもわかると思います。

あまり認めたくない内容ですが、我々は努力よりも遺伝の影響を多く受けてしまうのです。

 

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筋トレには3つの遺伝子が関係する

では筋トレにはどのような遺伝子が関係してくるのでしょうか?

ここでは大きく分けて3つの遺伝子を紹介したいと思います。

筋トレ遺伝子①筋繊維に関わる遺伝子(α-アクチニン3)

これは筋肉の速筋と遅筋のバランスを指します。

速筋とは瞬発的に力が入る筋肉ですぐに疲労してしまう傾向にありますが、

爆発的なパワーを出すことができます。

陸上の短距離の選手やパワーリフターの体つきを見るとよくわかると思います。

パワーリフター

 

一方遅筋は瞬間的なパワーは低いものの安定して力を出し続けられる筋肉になります。

イメージとしてマラソン選手をイメージしていただけると良いかと思います。

マラソン選手

そしてこの速筋と遅筋のバランスは人によって異なるので、速筋繊維の割合が多い人は

筋肥大しやすく、遅筋繊維が多い人は持久力はあるが筋肉は大きくなりにくいのです。

筋トレ遺伝子②血管の収縮に関わる遺伝子(ACEタンパク質)

 

血管の収縮がどうして筋トレに効果的かというと、

筋肉に送ることのできる血液や酸素の量に関係するので、

より大きな力を出せたり、疲れ知らずで動けるかに関係してきます。

 

血管を広げたり縮めたりすることで、

常に筋肉に酸素を送ることが得意なタイプは疲れにくい性質を持ち、

瞬間的に筋肉に酸素や血液を送ることができるタイプは瞬間的なパワーを出すことができます。

 

筋トレ遺伝子③疲労蓄積に関わる遺伝子(PGC-1αたんぱく質)

最後は疲労に関する遺伝子です。これは体内のミトコンドリアをどれだけ増やせるかという遺伝子で

ミトコンドリアをたくさん作ることができる=疲れにくいと覚えてください。

 

このミトコンドリアを作る力も人によって変わるため、この遺伝子を調べることで

短いトレーニングをするべきか、長時間にわたって強度の高いトレーニングをしても問題ないかを

判断することができます。

 

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筋トレガチ勢なのにガリガリの先輩は?

細い男性が2人で座っている

ひとつ、私が体験した話をしたいと思います。

これはこじろーのトレーニング仲間のTさんという先輩のことです。

Tさんはトレーニング暦が10年、ベンチプレスも90㎏を難なく扱える先輩です。

筋肉の力としてはかなり強いのですが、正直筋肉量はかなり少ないよう見えます。

タンクトップを着ているときは筋トレ経験者に見えるのですが、

普段会社で会うとガリガリに見えますし、「本当に筋トレしているのかな」とすら思ってしまいます。

 

あるとき、どうしてなのか聞いてみたところ「俺、速筋が少ないんだよね」と返されました。

Tさんいわく、昔に遺伝子検査をやったところ、

遅筋繊維がかなり強く、速筋繊維は少ない結果が出たとのこと。

 

確かに、先輩はウェイトトレーニングをするときも比較的時間をかけてやっていると

思っていたのですが、その時に自分の体を強みを知ってトレーニングしていたのかと驚愕しました。

 

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筋トレの効果がないのは努力不足?遺伝子?

もちろん、筋トレやダイエットの効果がないのは、努力不足との考え方もあります。

たしかに、ダイエットしているのにカロリーコントロールをしていなかったり、

ジムに行く回数や負荷が低すぎる場合は、自分の努力不足です。

 

ただ、遺伝子が筋トレに向いていないから

トレーニングやダイエットをあきらめるのはもったいないないと思いませんか。

 

先ほどご紹介したTさんのように、自分の遺伝子を正しく理解してうまく付き合っていくことが

大切なのではないかと私は考えています。

 

自分の遺伝子の特徴を知らないで筋トレするのは、海図なしで航海しているようなもの。

いつかは目的の島にたどり着けるかもしれませんが、膨大な時間を無駄にしている可能性もあります。

それなら海図をもって自分の思う方向へ進んだ方が効率が良いと思います。

 

結論:最短で結果を出したいなら遺伝子検査をやってみよう

筋トレの効果が出なくて悩んでいる方は、早めに遺伝子検査をやるべきだと思います。

遺伝子検査は病気に関わるもの遺伝子のチェックから、あらゆる遺伝子を全面的に

検査するもの(何万円もしますが…)までたくさん種類があります。

 

その中で私がおすすめするのはトレーニングや運動に関わる遺伝子を中心に検査ができるキットです。

下のキットは一回7,000円程度ですが、私の通うジムの月間費用は8,000円くらいなので

一か月分以下で遺伝子検査ができて、明日からのトレーニングに活かせるのであれば、

かなり良い自己投資ですよね。

 

比較的安価で実施できて効果も信頼できるので、魅力的な体作りをしたい方や健康になりたい、

健康を少しでも長く維持したい方におススメです。

HPも充実しているので、詳しく内容を見てやるかどうかを判断しても良いと思います。

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自分の遺伝子を知って、理想の体に少しでも早く近づきましょう!

ではまた。

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